ガソリンはどこから…?

さて、130セドリックの給油口は、どこでしょうか?

リアのナンバープレートを倒すと、出てきます。
知っている人なら問題ないのだが、知らない人ならとことん解らない。
さらに、前期型の前期と中期は、ナンバープレートの枠をキーで解除する。
トランクのキーと兼用になっていて、右へ回せばトランク解錠、左へ回せばナンバープレートの枠が解錠されて給油口が現れる。
前期型の後期および後期型はナンバープレートの枠がバネで支持されているので、そのまま倒すと、鍵付きの給油口(原付なんかによくあるでしょ?)が現れる。

これが現在のガソリンスタンドではなかなか分かってもらえなかったりして、ちょっとした騒ぎになることがある。

最後部に給油口があるので、普通の車に比べて前に寄せて停めるわけだが、スタンドの店員さんはいぶかしげな顔をする。
そして、車を1周、2周…はて、どこに給油口があるかしら?なんてやっている。

あげくの果てに、
「あのう、給油口はどこですか?」と聞いてくる。

ナンバープレートの裏、と答えると、
トランクを開けられたことがある。前期型ならこのパターンは頻発すると思う。
普通、鍵をさしこんだら、
十中八九、右へ回すでしょ?

某氏はスタンドにいくと、「レギュラー満タンで!」といって鍵を渡し、そのままトイレに行ったことがあるらしい。
彼がトイレから戻ってくると、店員さんはまだ車の周りをぐるぐる回っていたそうな。
その一方、ベテランの店員さんがいらっしゃったりして、あっさり当てられるとちょっと悔しかったリして。
気がつけば、すっかり意地悪になってしまってるな…。(^_^;)


もう一つ、厄介な130の給油口。
ガソリンタンクがトランクの下にあり、給油口からのパイプが寝ているので、スタンドの給油ノズルの、オートストップが効かないことが多い。
油断していると、ガソリンをジャジャ漏れにされてしまう。
(Hiroも何回かやられた事がある)
その旨をあらかじめ言っておく必要がある。もしくは最近多いセルフスタンドで入れるというのも手である。

昔の車は変なところに給油口を隠すことがあった。
Cピラーの飾りの裏、ナンバープレートの裏、トランクのすみっこ、傑作なのは左のテールランプを鍵をあけて開くと出てくる(初代クラウン)モノもある。

セドリックも、230になってからは追突時の安全性を考えて、リアシートの後ろになり、トランクの下にはスペアタイヤが収まる事になった。
現在の車ではこういう事は廃れてしまったのだけれども、昔は遊び心があったんだなぁと感じさせられるところではある。


(2002年8月13日up)

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