前期の後期(1967年10月〜1968年8月)

  度重なるマイナーチェンジの中、リアが下がっていると不評だったため、少し持ち上げて、トランク容量を増やしました。
 あわせて、フロントデザイン・リアデザインを変更。トランク両脇にあった『羽根のような』メッキモールはなくなりました。
  テールランプは、バックランプを組みこんだちょっと変わった形になりました。
 ちなみに、Hiroが持っているのはこのタイプです。意外に残っていません。
 また、ミニカーなどモデルにもあまりされてないようです。


 グレード展開については前期の中期と同じです。

グレード名 形式 エンジン・キャブレター 出力 最大トルク
スペシャル6 H130 L20(OHC直6 1998cc)+SUツインキャブ 115ps/5200rpm 16.5kgm/4400rpm
H130B L20(OHC直6 1998cc)+シングルキャブ 105ps/5200rpm 16.0kgm/3600rpm
カスタム6  H130V
デラックス6 P130 J20(OHV 直6 1973cc)+シングルキャブ 100ps/5200rpm 15.5kgm/3600rpm
パーソナル6 P130S
ワゴン6  WP130
バン6   VP130
スタンダード 130S H20(OHV 直4 1982cc)+シングルキャブ 92ps/4800rpm 16.0kgm/3200rpm
ワゴン   W130
バン   V130
LPG    130P 80ps/4800rpm 15.0kgm/2800rpm
ディーゼル Q130 SD20(OHV 直4 1991cc)+シングルキャブ 60ps/4000rpm 13.0kgm/1800rpm

 ミッションは全車コラムシフト。フロアシフトはありません。
スペシャル6・カスタム6・デラックス6・ワゴン6は前進4段(最終段がオーバードライブ(0.785))・後進1段。それ以外は前進3段・後進1段です。
ただしバンのみ前進4段・後進1段(4速目は1.000直結)です。
オプションでボルグワーナー製のオートマティック(前進3段・後進1段)が選べました。もちろんコラムシフトです。
 ブレーキ、定員、シートの形状などはグレードの差異も含め、前期の中期に準じます。

★前期の後期のお写真★




写真上 ぷっちレスさんのスペシャル6。ほぼオリジナルです。
写真下 Hiroのスペシャル6です。色もさることながら、オーバーライダーはないわ、ハーフキャップは穿いてるわ、
      なんともオリジナルからは遠い存在。(いまやデラックス6グリルだし…)
      リアバンパー上のバックランプは新設したものです。本来バックランプの所をアンバーランプを入れて、ウインカーにしています。



前期の後期のカスタム6です。永田さんが1988年3月に撮影されました。。



ついでに部品取り車も乗せてしまいましょう(^_^;)
右はHiro所有の部品取り車。カスタム6です。左はぷっちレスさんと折半したデラックス6です。
最後に、貴重なバン6の写真を。2003年の京都のイベントに参加されていたクルマです。
セダン系と違い、ワゴン・バン系はテールライトが前期の中期と同じですが、ライトベゼルの模様の違いで中期と後期は判別できます。
ライトケースの中が三角の模様になっているのが前期の中期、横に筋が入っているのが前期の後期です。